和服・着物・浴衣しょっぷ
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女性和服の新着商品や、販売店をご紹介しています。
日本人なら1着は持っておきたい和服。あなたのお気に入りの1着をぜひ作ってみてください。
和服の特徴
和服は、腰の位置で帯(おび)を結ぶことによって長着(ながぎ)を体に固定させる。腕の太さよりもずっと広い袖(そで)を持つ。長着や羽織では、袖のうち一部を縫ってあり、これにより袖口は袖丈よりも短かくなり、袖に袋状の袂(たもと)ができる。洋服の袖の特徴は、腕を細く包み、袖の中の空間的余裕が和服よりも少ないことである。洋服ではボタンや締め金を使って服の一部を固定するが、和服では帯や紐などで結ぶことによって固定する。和服に洋服のような開襟はない。和服の布地は、あまり伸び縮みしない。帯の材質は布である。帯に皮革が使われることはない。和服を反物から制作する作業において、反物を切る線のほとんどが直線であり、布の端と平行か直角に切られる。一方洋服を作るために布を切るときは、曲線をたくさん使い、和服よりも複雑な形状な布の部品を作る。和服と洋服では、服を作るために布を裁断した後に発生する、使わずに余った布の量と形に、違いがあらわれる。和服を作るために布を切った後、使わない布として余るのは、反物の端の長方形の部分を除けばごくわずかである。また、残った反物の端は長方形なので、別の目的に利用しやすい。洋服を作るために布を切った後に余る不要な布は、長方形でない布が多く、別の目的に利用しにくい。和服が伝統的な裁縫の方法により作られた場合は、縫いつけた糸を和服から後で取り除いて分解することを前提にして和服が作られる。切れやすい糸を使って和服を縫うことにより、縫った糸が布を引っ張って布を損傷する危険を減らす。切れやすい糸を使うことにより、和服を構成する各部の布を長持ちさせることができるが、衣服が身体を保護する力が低くなる欠点がある。
和服は右前
男性用でも女性用でも、和服を着る際、手を袖に通した後、右の衽(おくみ)を体につけてから左の衽をそれに重ねる。このことを、左よりも右を(空間的ではなく)時間的に前に体につけることから、右前という。右前のことを、右衽(うじん)ともいう。男女共に右前なのは、洋服と異なる点である。死者を葬るときに死者に着せる和服は左前にする。左前のことを左衽(さじん)ともいう。左前を生前に行なうことは非常に縁起が悪いことであるとされる。
右前にする理由
日本で和服をなぜ右前にするのか、またいつから右前にするようになったのかについては、諸説がある。時期については、『続日本紀』(しょくにほんぎ)によると、719年に、全ての人が右前に着るという命令が発せられた。一説によると、昔、武士が刀を腰に固定させて携帯していたことと、多くの日本人の利き手が右手だった、という2つのことが最初の原因であるという。現在の日本で右手が利き手の人が多いことは事実である。右利きの武士は、右手で刀を抜きやすいように、腰の左側に刀をさす。いざ戦闘が始まり、刀をさやから抜こうとするとき、もし和服を左前(右前の逆)に着ていた場合、抜こうとした刀が右の衽と胸の間に入ってしまい、刀が引っかかってしまうことがある。抜こうとした刀が服に引っかからないように、和服を右前に着るようになったのだという。左前にして着たために、抜こうとした刀が服に引っかかり、すばやく刀を抜いた敵に殺される可能性も十分考えられる。このような説があるわけだが、この右前にする理由から、左前から死が連想されるようになったのではないかという説もあり、また、このことは死者を葬るときに着せる和服は左前にするという風習と無関係ではないという説もある。
浴衣
浴衣(ゆかた)は和服の一種である。
平安時代の湯帷子(ゆかたびら)がその原型とされる。湯帷子は、平安中期に成立した倭名類聚抄(わみょうるいじゅしょう)によると、内衣布で沐浴するための衣とされている。この時代、複数の人と入浴する機会があったため、汗取りと裸を隠す目的で使用されたものと思われる。素材は、水に強く水切れの良い麻が使われていたという説がある。安土桃山時代頃から、湯上りに着て肌の水分を吸い取らせる目的でひろく用いられるようになり、これが江戸時代に入って庶民の愛好する衣類の一種となった。「ゆかた」の名は「ゆかたびら」の略である。
通常は、木綿地の単物で、和服のなかでも最も簡便かつ単純な構造である(このため戦後のある時期まで家庭科の授業では浴衣を縫うことが多かった)。着用の場合には、素肌の上に直接着るか、もしくは用いても和装用スリップや肌襦袢程度であり、生地が薄く、開放的で風通しがよいことから、もっぱら夏場や湯上り、あるいは寝巻きとしての用途が主である。また、男子は三尺帯、女子は半幅帯で着るのが古風であるが、明治以降兵児帯(へこおび)が流行したこともあって、これを用いることもある。
浴衣に合わせる履物は、素足に下駄が一般的である。基本的に浴衣と下駄はセットで販売されるが、もちろん下駄は好みのデザイン・鼻緒でよい。しかしビーチサンダルや洋服用のサンダルを合わせる人もいる。
元来が略装の最たるものであるから、浴衣で出かけられるのは気取らない場所にかぎり、この格好で人と会うのは失礼とされる。ただし現在では和装そのものが稀になりつつあることもあり、こうしたしきたりをあまり感じない人も多い。
現代の日本の生活で浴衣が用いられるのは、主に花火・縁日・盆踊りなどの夏の行事である。また温泉街では浴衣を着て下駄を履くのが雰囲気を出すのに重要として、浴衣着用を前提としたまちづくりをしてあるところもある。浴衣は色鮮やかで、下駄も音が好まれるため、祭り、温泉とも華やかな雰囲気になるとして、浴衣・下駄着用前提の取り組みは増えつつある。デパートや商業施設、観光関係やサービス業の従業員など夏の制服として着用する例も多くなった。近年女性用ではミニスカートのように裾が膝より高いタイプも存在する。
最近では、温泉街や祭りなどを鮮やかにするため、みんなで気軽に浴衣姿になってもらおうと、旅館で宿泊客に浴衣と下駄を貸し出したりプレゼントする、観光施設で浴衣を貸し出すところも出るなど、浴衣は人気があり、浴衣が温泉地の一種のリゾートウェアとなった。
また日本独特の風習として、旅館やホテルに寝巻きの代わりとして客用の浴衣が用意してある場合が多い。 また、日本舞踊などのお稽古着として使用されることもある。
参照:『ウィキペディア(Wikipedia)』